シグナルリレー、プリント基板用パワーリレー、SSRなど、
さまざまな容量・用途に対応しています。
- プリント基板用リレー
- MOS FETリレー
- ソリッドステート・リレー
*1 業界トップクラス:2021年5月時点当社調べ最大通電電流200Aリレーのカタログ値比較
おすすめ商品のご紹介
カテゴリー |
形式 |
特長 |
MOS FETリレー |
G3VMシリーズ |
アナログ信号開閉に適した無接点半導体リレー |
パワーリレー |
G9KAシリーズ |
超低接触抵抗を実現した高容量リレー |
パワーリレー(G9KAシリーズ)の特長
太陽光発電システムで使用されるパワーコンディショナや電源設備、関連機器の発熱によるエネルギーロスを抑え、システムの発電効率を向上させる高容量パワーリレー「G9KA」を2021年7月1日より好評発売中です。
① 業界トップクラス*1の超低接触抵抗(0.2mΩ)で、発熱を抑制
- ・リレー本体の初期接触抵抗値を0.2mΩ*2まで下げたことにより、従来の一般的な高容量パワーリレーと比較して、リレーの上昇温度を約30%*3抑えることができます。
- ・発熱対策として機器に設置されるヒートシンクなどの放熱機構を簡素化でき、部材を削減し、
設計の最適化を図ることができます。そのため機器本体の小型化・軽量化に貢献します。
- ・リレーでの発熱を抑制することで、基板の上昇温度を低減し基板の劣化を軽減させることが可能となり、機器の長寿命化に貢献します。
200Aリレーの通電時の温度上昇結果を比較(熱シミュレーション図)
- 【熱シミュレーション条件】
-
- AC480V /200A
- 周囲温度:85℃
- 基板にリレー・端子台・ファン・ダクト・ヒートシンクを設置
※上記は、次の条件で自社において熱シミュレーションを実施した結果です。実使用においてはお客様にてファン・ダクト・ヒートシンクを使用し基板温度を各お客様の上限温度まで低下させご使用ください。
*1 業界トップクラス:2021年5月時点当社調べ最大通電電流200Aリレーのカタログ値比較
*2 0.2mΩ:初期における接触抵抗値200A 30min.
*3 約30%:2020年11月時点当社調べG9KA同等性能のリレーと200A通電時の温度上昇を比較した結果
② 低い接触抵抗能力を維持
- •構造・材料・製造品質を高めることにより、E-Life特性末期に至るまで、低い接触抵抗能力維持を実現しました。
- 【評価条件】
-
- 抵抗負荷:800VA 投入50A, 通電200A, 遮断50A
- コイル印加電圧:12V (100%) → 6V (保持電圧50%)
- 周囲温度:23℃
- 200A 30分における接触抵抗の測定値
③ 高容量のアプリケーションに対応
- •200A(AC800V)を通電、遮断することができるため、
大きな電流負荷を遮断する必要のある機器や
アプリケーションに使用することが可能となります。そのため高容量の電力制御用途として
主に使用されるコンタクタから置き換えることもできます。
同程度の電流容量のコンタクタと比べ、部品本体の高さが1/3程度*4に抑えられているので、
機器の小型化・省スペース化に貢献します。
基板に部品搭載時の高さ比較(イメージ図)
- アプリケーション例
産業向け太陽光発電用
パワーコンディショナ
EV急速充電器
ロボットコントロール機器
蓄電池(UPS)
産業用エアーコンディショナ
大型汎用インバータ
- 主なアプリケーションの回路図例
蓄電池(UPS)
回路図(例)
- ・入力側、出力側それぞれ3個ずつスイッチングデバイスが必要。コンタクタを使用されている場合は、リレーに切り替えることで、コストダウン・基板の小型化に貢献。
大型汎用インバータ
回路図(例)
- ・入力側(系統側)に3個のスイッチングデバイスが必要。コンタクタを使用されている場合は、リレーに切り替えることで、コストダウン・基板の小型化に貢献。(出力側にもスイッチングデバイスを配すこともある。)
*4 1/3程度:2021年5月時点当社調べ
「G9KA」の主な仕様
項目 |
仕様 |
定格負荷 |
AC800V/200A |
電気的耐久性@85℃、AC800V |
接続 |
最大通電 |
遮断 |
動作回数 |
150A |
200A |
200A |
10ops |
50A |
200A |
50A |
30,000ops |
コイル電圧 |
DC12V/24V(保持電圧45~60%)*5 |
接触抵抗(初期) |
0.2mΩ*6 |
接点ギャップ |
4.0mm |
周囲温度 |
-40~85℃ |
端子形状 |
プリント基板端子 |
安全規格 |
TÜV、UL、CQC |
- 高容量パワーリレープロモーション動画はこちらです(youtubeに飛びます)
*5 本製品は通電時、保持電圧までコイル電圧を低下させてご利用ください。
*6 200A 30min.
推奨保持電圧回路
- 注意事項
- ご使用の際は、データシートの「正しくお使いください」を必ずご確認ください。
- ①コイルに定格電圧以上の電圧を印加する。
- ②Cに流れる電流でリレーがONした後、Rにより電流を抑制する。
- ※Cは定格電流以上の電流が40ms以上流れる容量Rは定格電流の50%以上の電流が流れるように設定します。
- 注意)なお、回路としての消費電力は、定格消費電力の1/2(1.、2-1.)または1/4(2-2.)です。
- ①スイッチにより、コイルに定格電圧を印加する。
②スイッチを開くと、抵抗により電流を抑制する。
※スイッチOFF時、定格電流の50%以上の
電流が流れるようRの値を設定します。
- ①電圧切替スイッチをONしてコイル駆動スイッチをONする。
②リレーがONしたら電圧切替スイッチをOFFする。
- 注意)なお、回路としての消費電力は、定格消費電力の1/2(1.、2-1.)または1/4(2-2.)です。
※仕様、外観等については、製造元の最新情報をご確認ください。
※記載されている会社名、商品名はオムロン株式会社の商標または登録商標です。